『似合う色の服を着ている人は素敵』には根拠があった!?

パーソナルカラー

目次

「似合う色の服を着ている人って、後ろ姿を見てても素敵だなぁ」と常々思うことがあります。


お肌の色素と同調しているのだから美しくなるのは当たり前。


だけど、「何故だろう?科学的根拠はあるのかなぁ??」とも思っていました。



ご自分のタイプの色の服を着て、しかもベストカラーできれいにコーディネートをしておられる方は、存在そのものが美しいです。


外見だけの美しさとは違うのです。


音に和音(協和音)と不協和音があるように、色にも調和のとれた配色と調和の取れていない配色があります。


そして人と色との調和が取れている状態をパーソナルカラーといいます。


ですから『似合う色の服を着ている人は素敵』なのは当たり前なのです。



でも、「わかってはいるんだけど科学的根拠を知りたいなー」と、エビデンスに拘る谷内。。。


常々そう思っていたところ、先日、テレビでそれらしき(!?)お話がありました。


ヒューマニエンスQ(クエスト)という番組の『”皮膚”0番目の脳』というテーマの回で、「皮膚には五感があり、色を区別する」とのことでした。


皮膚には視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のすべての五感を感知する神経細胞があるそうです。


その中の『視覚』についてですが、なんと皮膚は色を見分けて、脳を介さずに反応しているとのこと!


私達の目の中には色を感知するオプシンという細胞があって、そのオプシンが色を見分けて脳へ伝達するそうです。


ところが皮膚の表面(画像を見た限りではおそらく表皮の部分)にもオプシンがたくさんあって色を見分けており、その場で反応しているとのこと。


実験はダメージを与えた培養皮膚に、赤の光と青の光を当てて回復速度を測るというものでしたが、結果には明らかな違いが出ていました。


光を当てずに自然回復させたものに比べて、青い光を当てたものは回復にかなりの時間がかかり、逆に赤い光を当てたものは早々に回復したとのこと。


赤は暖色系で、青は寒色系。


色彩心理からもうなずけます。


むしろ色彩心理の根底だったのかもしれません。



それがパーソナルカラーにも直接関係があるかはわかりませんが、「なるほど!そっかー!」と感銘を受けました。


『似合う色の服を着ている人は素敵』なのは当たり前だったのです。


だって、色によっては細胞が活性化し、健康になるのですから。


それは結果的に活き活きとして見えるということ。


ベストカラーの服を着てて素敵にコーディネートをしておられる方は、遠目から見ても輝いています。


「素敵ですね!」と思わず声を掛けておしゃべりをしたくなってしまいます。


似合う色を身に着ける
 ↓
肌に透明感がでる
 ↓
若々しく活き活きする
 ↓
惹きつけられる
 ↓
好感が持てる



因みに肌に透明感が出る理由は、パーソナルカラー&メイク教室のページにも書いてありますが以下のとおりです。


似合わない、つまり色調の合わない色はお互いの発色を打ち消し合います。


お肌の表面はデコボコしているので似合わない色を身に着けるとカゲができて、持って生まれたお肌の色が暗く沈んだように見えます。


ところが似合う色は、人それぞれが生まれ持った3つの色素の度合いでできたお肌の色と同じ色調なので、より引き立て輝かせるから透明感が出るのです。


つまり、本来持っているお肌の色をカゲのない澄んだ状態に保ってくれるのがパーソナルカラーであり、また、お肌はちゃんと色を見分けて活き活きとしていたんです。


だから『似合う色を身に着けている人は素敵』だったんですね。

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